○議長(
角田憲治君) ただいまの
委員長報告に対して質疑に入ります。 〔発言する者なし〕
○議長(
角田憲治君) 質疑はないものと認め、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案については、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
角田憲治君) ご異議なしと認めます。 よって、そのように決定をいたしました。 これより議案第5号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について、委員長の報告のとおり決することに賛成する諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
角田憲治君) 起立全員であります。 よって、議案第5号は委員長の報告のとおり可決されました。
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△議案第8号に対する各
常任委員長の審査結果報告・質疑・討論・採決
○議長(
角田憲治君) 日程第4、議案第8号 平成21年度さくら市
一般会計補正予算(第5号)を議題といたします。 お諮りいたします。 本案については、各
常任委員会から順次報告を求め、報告が終了してから質疑に入りたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
角田憲治君) ご異議なしと認めます。 よって、そのように決定いたしました。 それでは、各
常任委員長から、順次報告を求めます。 まず、
総務常任委員長、8番、大橋悦男君。 〔
総務常任委員長 大橋悦男君 登壇〕
◆
総務常任委員長(大橋悦男君) それでは、ご報告申し上げます。 議案第8号 平成21年度さくら市
一般会計補正予算(第5号)について、当
総務常任委員会に付託になりました所管事項の審査の経過と結果につき、ご報告申し上げます。 去る9月7日午前9時30分、議員控室において、全委員出席のもと、
総務常任委員会を開催いたしました。 議案説明のため出席を求めた者は、総務部長、
会計管理者兼会計課長、参事兼企画課長、総務課長、財政課長、税務課長、
監査委員事務局長、
議会事務局長であります。また、人見市長も出席されました。 直ちに審査に入り、所管課長から順次詳細な説明を求めた後、質疑に入りました。 質疑の主な様子につきましては、次のとおりであります。 委員から、
歳出一般管理費行政事務法律関連相談訴訟事務業務委託料86万円の追加について、追加理由を示してほしいとの質疑に、住民訴訟にかかる弁護士2人に対する報酬金等の費用の追加でありますとの答弁がありました。 委員から、
歳出財産管理費市役所維持管理業務委託料457万円が計上されたが、内容を示してほしいとの質疑に、現在さくら市
行政組織機構の見直しを進めているところであり、見直しが決定された後に、パソコン、電話、机等の庁用器具の移動が当然必要になるため、事前の
レイアウト等を実施し、迅速なる対応を行うものでありますとの答弁がありました。 さらに、同委員から、時期はいつごろを考えているのかとの質疑に、組織機構の見直しの決定と、市役所の
耐震化工事が完了の2月までには完成させたいと思っていますとの答弁がありました。 委員から、
歳出一般管理費行政事務法律関連相談訴訟事務業務委託料の追加に関連して、
浄水場用地取得に関する住民訴訟において、
不動産鑑定士が
日本不動産鑑定協会から不当鑑定として懲戒処分を受けたということだが、さくら市はこの件に関しての見解を示してほしいとの質疑に、現在係争中につき回答はできないとの答弁がありました。 委員から、
歳出企画費桜の
郷づくり事業費で、桜の保存移設として129万2,000円の追加があるが、内容を示してほしいとの質疑に、桜は
上阿久津台地土地区画整理事業地内のほぼ中央にあり、種類はえどひがん系の枝垂桜で、樹齢は不詳ですが30年以上経過していると見られます。幹回りは約2
メートルを超え、高さは約10
メートルであります。移植場所は同
区画整理地南側の
調整池付近でありますとの答弁がありました。 さらに、同委員から、移植後枯れる心配があるがどう対応していくのかとの質疑に、桜は
区画整理地内に生えているものであり、また付近にはない桜でありますので、樹木医に診てもらいながら大切に残していきたいとの答弁がありました。 質疑終結、討論なく、採決の結果、賛成全員により、議案第8号中当委員会に付託されました事項につきましては、原案のとおり可決すべきものとして決定いたしました。 以上、報告を終わります。
○議長(
角田憲治君) 次に、
文教厚生常任委員長の報告を求めます。 5番、鈴木恒充君。 〔
文教厚生常任委員長 鈴木恒充君 登壇〕
◆
文教厚生常任委員長(鈴木恒充君) ご報告申し上げます。 議案第8号 平成21年度さくら市
一般会計補正予算(第5号)所管分について、担当課長より順次詳細なる説明を受けた後、質疑に入りました。 委員より、
博物館作品購入等事業における
庁用器具費について、荒井寛方の作品を購入するとのことだが、
オークションではいかほどかとの質疑がありました。これに対し、
資料評価委員会で専門家の鑑定を予定していますが、専門家としては芸術大学の学長や
県立美術館の学芸員等に鑑定をお願いしますとの答弁がなされました。 委員から、同事業に関連して、
ミュージアムの入館者数の傾向について、すばらしいコレクターもいるので、
荒井寛方コーナーを充実すべきであるとの意見がありました。これに対し、一時的に減少傾向にあったが、各種団体への呼びかけや企画展の充実などにより、入館者は昨年より増加しています。また、
ミュージアムは作品の収蔵庫が狭く、早急な増室を求められるとのことですが、別館を建設する計画は、現在のところありませんとの答弁がなされました。この答弁に対して、さらに同委員から、荒井寛方ばかりではなく、横山大観の屏風を売りたいという人がいると聞くし、益子焼きの収集家もいる。拡張に当たっては、立派なものが必要である旨の意見が出されました。 委員より、同事業に関連して、
ミュージアムにおけるさまざまな企画展を実施している努力は評価できるが、市民が発表する場も必要であろうとの意見が出されました。 さらに同委員より、小学校の
耐震化事業に関し、工事の長期化、景観の見苦しさに対して、耐震工事の工法を工夫できないかとの質疑がありました。これに対し、外から耐震の柱が見える状況でありますが、大規模改修とあわせて廊下など建物内部におさまる工法がありますので、そのように努力したいとの答弁がなされました。 委員より、
新型インフルエンザ対策事業に関し、マスクと防護服を追加購入するとのことだが、既決予算とあわせて購入するマスクはどの程度の枚数となるか。また、市民からの要請に対して、マスクを配布できないかとの質疑がありました。これに対し、マスクは合計で2万5,000枚、防護服は順次購入となります。マスク等は
鳥インフルエンザを想定した備蓄ですので、市民からの要請に応じて配布するかどうかは、
周辺自治体との対応を参考とはしますが、人口4万3,000人では限界もありますとの答弁がなされました。 さらに、同委員より、
児童医療費助成事業に関し、中学3年生まで無料とするに当たり、現物支給できないかとの質疑がありました。これに対し、現物支給は県内3市町で行われています。本市においても、現物支給を実施するため栃木県
国民健康保険団体連合会、栃木県
社会保険診療報酬支出基金、
市内医師団と調整中です。現物支給とすることにより、
関連補助金は減額となってしまうことも懸念されますが、進めていきたいとの答弁がなされました。 質疑終結、討論省略、採決の結果、全員の賛成により、議案第8号 平成21年度さくら市
一般会計補正予算(第5号)所管分については、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上、報告終わります。
○議長(
角田憲治君) 次に、
建設経済常任委員長の報告を求めます。 19番、小野都基君。 〔
建設経済常任委員長 小野都基君 登壇〕
◆
建設経済常任委員長(小野都基君) ご報告申し上げます。 議案第8号 平成21年度さくら市
一般会計補正予算(第5号)所管分の審査と経過及び結果についてご報告申し上げます。 担当課長から詳細なる説明を求めた後、審査に入りました。 委員より、工場誘致について、現在どのような状況、取り組みをしているのかとの質疑に、現在の状況は企業の進出がなかなかされていない状況ですが、今後、
喜連川工業団地の未利用地等への企業誘致をどのように進めていくかを、
工場誘致委員会などで協議していきたいとの答弁がありました。 委員より、
中小企業振興資金の融資事業について、今までの融資の利用状況、貸し付けの条件、回収の状況を聞きたいとの質疑に、利用状況につきましては、4月から7月までにおいて、
貸し付け件数94件、融資額は7億4,760万円です。
貸し付け条件につきましては、税金を完納していること、1年以上の経営実績があること、保証協会の審査をクリアしていることです。回収の状況につきましては、回収不能な案件はありませんでしたとの答弁がありました。 委員より、
桜堤整備事業の今後の計画はどうなるのかとの質疑に、
鬼怒川桜堤整備事業については、上流に向かってさらに650
メートルほど延ばす計画です。延長については難しいところもありますが、今後もさくら市の名所となるために、条件がそろいましたら整備を考えていきたいとの答弁がありました。 質疑終結、討論なく、採決の結果、賛成全員により、議案第8号中当委員会に付託となりました事項について、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、議案第8号の報告を終わります。
○議長(
角田憲治君) 3人のそれぞれの
常任委員長からご報告がありました。 ただいまから各
委員長報告に対しまして質疑に入りたいと思います。いかがでしょうか。 〔発言する者なし〕
○議長(
角田憲治君) 質疑はないものと認め、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案については、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
角田憲治君) ご異議なしと認めます。 よって、そのように決定をいたしました。 これより議案第8号を採決いたします。 本案に対する各
常任委員長の報告は可決であります。本案について、各
常任委員長の報告のとおり決することに賛成する諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
角田憲治君) 起立全員であります。 よって、議案第8号は各委員長の報告のとおり可決されました。
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△議案第9号に対する
建設経済常任委員長の審査結果報告・質疑・討論・採決
○議長(
角田憲治君) 日程第5、議案第9号 平成21年度
氏家都市計画事業上阿久津台地土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。 本案について、
建設経済常任委員長から報告を求めます。 19番、小野都基君。 〔
建設経済常任委員長 小野都基君 登壇〕
◆
建設経済常任委員長(小野都基君) ご報告申し上げます。 議案第9号 平成21年度
氏家都市計画事業上阿久津台地土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)の審査と経過及び結果についてご報告申し上げます。 担当課長から詳細なる説明を求めた後、審査に入りました。 委員より、温泉券と庭づくり助成交付金の件数はどのくらいあるのかとの質疑に、保留地処分の販売促進の方策として、購入者に道の駅施設利用券、庭づくりの助成のどちらかを選択していただき、交付する制度です。12区画を販売予定しているため、1件10万円で、12名で120万円を予定していますとの答弁がありました。 委員より、今年度12区画を販売予定しているとのことだが、以前の上阿久津台地土地区画整理事業、新たな保留地処分の方策の中では、30区画と説明していなかったかとの質疑に、30区画は新たに保留地を造成して公売する区画数で、12区画は販売して財産収入として確保できる区画数ですとの答弁がありました。 質疑終結、討論なく、採決の結果、賛成全員により、議案第9号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、議案第9号の報告を終わります。
○議長(
角田憲治君) ただいまの
委員長報告に対して質疑に入ります。 〔発言する者なし〕
○議長(
角田憲治君) 質疑はないものと認め、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案については、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
角田憲治君) ご異議なしと認めます。 よって、そのように決定をいたしました。 これより議案第9号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について、委員長の報告のとおり決することに賛成する諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
角田憲治君) 起立全員であります。 よって、議案第9号は委員長の報告のとおり可決されました。
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△議案第10号に対する
文教厚生常任委員長の審査結果報告・質疑・討論・採決
○議長(
角田憲治君) 日程第6、議案第10号 平成21年度さくら市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 本案について、
文教厚生常任委員長から報告を求めます。 5番、鈴木恒充君。 〔
文教厚生常任委員長 鈴木恒充君 登壇〕
◆
文教厚生常任委員長(鈴木恒充君) ご報告申し上げます。 議案第10号 平成21年度さくら市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について、市民課長より、既定予算額に572万円を追加し、予算の総額を37億9,648万8,000円とする旨、主な歳入は、介護従事者収入改善臨時特例交付金と前年繰越金、主な歳出は、出産育児一時金、事業費と介護納付金である旨の説明を受けた後、質疑に入りました。 質疑は、1件当たりの出産費用を問うものでした。これに対し、出産費用は50万円前後ですとの答弁がなされました。 質疑終結、討論省略、採決の結果、全委員の賛成により、議案第10号 平成21年度さくら市
国民健康保険特別会計補正予算(第2号)については、原案どおり可決するものと決しました。 以上、報告終わります。
○議長(
角田憲治君) ただいまの
委員長報告に対して質疑に入ります。 〔発言する者なし〕
○議長(
角田憲治君) 質疑はないものと認め、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案については、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
角田憲治君) ご異議なしと認めます。 よって、そのように決定をいたしました。 これより、議案第10号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について、委員長の報告のとおり決することに賛成する諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
角田憲治君) 起立全員であります。 よって、議案第10号は委員長の報告のとおり可決されました。
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△議案第11号に対する
文教厚生常任委員長の審査結果報告・質疑・討論・採決
○議長(
角田憲治君) 日程第7、議案第11号 平成21年度さくら市
老人保健特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 本案について、
文教厚生常任委員長から報告を求めます。 5番、鈴木恒充君。 〔
文教厚生常任委員長 鈴木恒充君 登壇〕
◆
文教厚生常任委員長(鈴木恒充君) ご報告申し上げます。 議案第11号 平成21年度さくら市
老人保健特別会計補正予算(第1号)について、市民課長より、規定予算額に472万4,000円を追加し、予算の総額を1,091万7,000円とする旨、歳入は前年度繰越金、歳出は老人医療費返還金である旨の説明を受けた後、質疑に入りました。 質疑、討論なく、採決の結果、全員の賛成により、議案第11号 平成21年度さくら市
老人保健特別会計補正予算(第1号)については、原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、報告終わります。
○議長(
角田憲治君) ただいまの
委員長報告に対して質疑に入ります。 〔発言する者なし〕
○議長(
角田憲治君) 質疑はないものと認め、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案については、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
角田憲治君) ご異議なしと認めます。 よって、そのように決定をいたしました。 これより、議案第11号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について、委員長の報告のとおり決することに賛成する諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
角田憲治君) 起立全員であります。 よって、議案第11号は委員長の報告のとおり可決されました。
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△議案第12号に対する
文教厚生常任委員長の審査結果報告・質疑・討論・採決
○議長(
角田憲治君) 日程第8、議案第12号 平成21年度さくら市
介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 本案について、
文教厚生常任委員長から報告を求めます。 5番、鈴木恒充君。 〔
文教厚生常任委員長 鈴木恒充君 登壇〕
◆
文教厚生常任委員長(鈴木恒充君) ご報告申し上げます。 議案第12号 平成21年度さくら市
介護保険特別会計補正予算(第1号)について、
健康福祉課長より、既定予算額に985万6,000円を追加し、予算の総額を16億7,776万1,000円とする旨、歳入は前年度繰越金、歳出は介護給付費返還金である旨の説明を受けた後、質疑に入りました。 質疑、討論なく、採決の結果、全員の賛成により、議案第12号 平成21年度さくら市
介護保険特別会計補正予算(第1号)については、原案どおり可決すべきものと決しました。 以上、報告終わります。
○議長(
角田憲治君) ただいまの
委員長報告に対して質疑に入ります。 〔発言する者なし〕
○議長(
角田憲治君) 質疑はないものと認め、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案については、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
角田憲治君) ご異議なしと認めます。 よって、そのように決定をいたしました。 これより、議案第12号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について、委員長の報告のとおり決することに賛成する諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
角田憲治君) 起立全員であります。 よって、議案第12号は委員長の報告のとおり可決されました。
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△議案第13号に対する
建設経済常任委員長の審査結果報告・質疑・討論・採決
○議長(
角田憲治君) 日程第9、議案第13号 平成21年度さくら市
水道事業会計補正予算(第1号)を議題といたします。 本案について、
建設経済常任委員長から報告を求めます。 19番、小野都基君。 〔
建設経済常任委員長 小野都基君 登壇〕
◆
建設経済常任委員長(小野都基君) ご報告申し上げます。 議案第13号 平成21年度さくら市
水道事業会計補正予算(第1号)の審査の経過及び結果についてご報告申し上げます。 担当課長から詳細なる説明を求めた後、審査に入りました。 質疑、討論なく、採決の結果、賛成全員により、議案第13号は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上、議案第13号の報告を終わります。
○議長(
角田憲治君) ただいまの
委員長報告に対して質疑に入ります。 〔発言する者なし〕
○議長(
角田憲治君) 質疑はないものと認め、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案については、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
角田憲治君) ご異議なしと認めます。 よって、そのように決定をいたしました。 これより、議案第13号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について、委員長の報告のとおり決することに賛成する諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
角田憲治君) 起立全員であります。 よって、議案第13号は委員長の報告のとおり可決されました。
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△議案第14号に対する各
常任委員長の審査結果報告・質疑・討論・採決
○議長(
角田憲治君) 日程第10、議案第14号 平成20年度さくら市
歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 本案については、各
常任委員長から順次報告を求め、報告が終了してから質疑に入りたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
角田憲治君) ご異議なしと認め、よって、そのように決定をいたしました。 それでは、各
常任委員長から、順次報告を求めます。 まず、
総務常任委員長の報告を求めます。 8番、大橋悦男君。 〔
総務常任委員長 大橋悦男君 登壇〕
◆
総務常任委員長(大橋悦男君) それでは、ご報告申し上げます。 議案第14号 平成20年度さくら市
歳入歳出決算の認定について、当委員会に付託になりました事項の審査の経過と結果につきご報告申し上げます。 所管課長から、順次詳細な説明を求めた後、質疑に入りました。 質疑の要旨につきましては、次のとおりであります。 委員より、歳出中、企画費生活路線バス維持事業において東野バス3路線への補助金であるということだが、3路線とはどこなのか、またこの事業は今後も継続していくのかという質疑に、3路線については、東武宇都宮駅から喜連川温泉行き、東武宇都宮駅から馬頭行き、氏家駅から喜連川温泉経由でフィオーレ行きであります。また、今後の継続についてですが、生活路線バスということで、利用者がいる限り継続することが前提ですが、利用者が減少していることも事実であり、現在栃木県を交え、今後の方向性について協議しているところでありますとの答弁がありました。 委員より、歳出一般管理費秘書事務費中、市長名刺作成印刷費で2万1,000円とあるが、どのくらいの枚数を作成しているのかという質疑に、昨年度に作成した名刺は500枚でありますとの答弁がありました。 また、同委員より、一般管理費行政評価事業費の中で、平成20年度に実施した880事業の成果について示してほしいという質疑に、行政評価は通常評価、成果指標つき簡易評価、簡易評価と3つに分かれていて、その内訳は通常評価が94事業、成果指標つき簡易評価が239事業、簡易評価が547事業となっております。この事業は、職員の政策形成能力の向上、事業の費用対効果、また事業継続性の必要性等を総合的に判断できるという目的で実施しております。また、この事業評価をもとに、各課におきまして次年度の予算計上に反映させ、財政効率化にもつながっておりますとの答弁がありました。 さらに、同委員より、職員研修事業の中で、職員が他市町村への視察や勉強会等を行う予算は計上しているのかという質疑に、予算については広域圏等への法定研修負担金として計上しており、職員の自主性、研修への積極的な参加を促進しているところです。また、自主的に教育研修を受講する職員に対しては5万円の助成をしており、職員の資質の向上に努めているところですとの答弁がありました。 委員より、歳入中市税の不納欠損額が1億1,000万円と多く、これは合併以前からの滞納に対する不納欠損だと思われるが、不納欠損に至った状況とその理由は。また固定資産税なども不納欠損になっているが、どのような努力をして最終的な不納欠損に至ったのかという質疑に、不納欠損につきましては、昨年度より約5,500万円ほどふえております。この中で、個人市民税において1件で4,000万円弱の欠損もありましたが、これは国税局から財産を強制処分された執行停止の案件でありまして、これらが増加した要因ともなっております。不納欠損の手続は地方税法に基づき処理を行いましたが、種類といたしまして、執行停止の3年、即時欠損、消滅時効があります。執行停止については、税を納付する能力がなく、無収入、生活保護世帯など処分する財産がないと見きわめた者については執行停止をし、3年後に処理を行ったものであります。また、即時欠損につきましては、会社の倒産や自己破産などが該当いたします。消滅時効につきましては、徴収権を5年間行使しなければ消滅するという案件でありまして、旧両町の平成15年以前に該当するものについて欠損処理をいたしました。欠損処理につきましては、県の事務指導においても、時効案件の処理を強く指導されるとともに、平成19年度から栃木県地方税徴収特別対策室に1名の職員を派遣しておりますが、時効案件処理の推進事業の一環として取り組んでいるところであります。今後におきましても、滞納者の財産の見きわめを重視し、調査による情報をもとに、財産や収入のない滞納者におきましては欠損処理を行い、財産等がある悪質な滞納者については、差し押さえという強い姿勢で臨み、むやみな欠損処理に至らないよう努力していきたいと考えておりますとの答弁がありました。 委員より、歳出消防費女性防火クラブ活動事業費中1万円とありますが、その内容及び今後のクラブ員の勧誘についての考えはという質疑に、女性防火クラブ事業については、例年旅費のみ計上しております。現実的にクラブ員の勧誘については厳しい状況であり、今後については、市としても防火防災対策を強化しなければならない時期でもありますので、女性防火クラブを含めた自主防災組織設置に向けた検討を進めていきたいと考えておりますとの答弁がありました。 委員より、歳入中、市税の未納解消という点で、高根沢町の収納率が約95%台で県内トップ、さくら市は90%ということで5%の差があります。先ほどの答弁で、収納率向上に関する姿勢は理解できますが、この5%の差はどこにあると考えるのかとの質問に、今後とも、他自治体の徴収に対する手法を参考に取り組んでいきたいと考えておりますが、高根沢町におきましては、大きな企業があり、市民税における特別徴収の割合が多く占めていることも、1つの要因であると考えられますとの答弁がありました。 委員より、歳出中、諸費行政事務協力員事業の中で、行政事務協力員とは、行政区の区長と理解してよいのか。また、さくら市区長会補助事業であるが、ここを分ける理由はあるのかという質疑に、市から行政事務協力員として委嘱しておりますが、さくら市においてはその職が地域の区長であるということであります。 さらに、同委員より、区長から、同一人にもかかわらず呼び名が違うので紛らわしいとの意見があるので、どのように説明したらよいかとの質疑に、庁内の文書配布事務や各種連絡報告等を主に担っていただいているのが行政事務協力員であり、地域においては代表者が区長であります。この行政事務協力員に値する職は、地域では区長が適任であるという判断のもと、推薦されているものと思われます。今後、会議等の場において、理解の得られる説明をしていきたいと思いますとの答弁がありました。 委員より、先ほど不納欠損等に関し、収納率向上や税の徴収に力を入れたいとの答弁がありましたが、それに関連して、その背景には生活困窮者の増加があり、それを解消する方法、また市としての目標を立てて、産業を興す政策を実施してほしいと考えるが、市としての考えはとの質疑に対し、研修会での講話では、これからの自治体経営の中では、市長、議会、職員、住民も変わり、経営そのものが変わっていくという中で、グライダー方式で、国・県の引率により地方が動いていた時代であったものが、今後は飛行機能力が求められており、自治体みずからが経営をしていく姿が理想であるといわれております。これからは、みずからの地域はみずから経営していくという時代でありますので、職員におきましても政策立案等の意識も高揚してきているところであり、さらなる研さんに努めてまいりたいと思います。税徴収の方法としましても、給与調査や各種調査にも取り組み、差し押さえ等に踏み込んで市の財源確保に努力しているところであります。また、これからのまちづくりにおきましても、この状況下において、議会、執行部とが一丸となって、これからどうあるべきかを研究するべきであると考えておりますとの答弁がありました。 委員より、歳入中、ふるさとづくり寄附金が5件で18万円とのことですが、この寄附金の使途及び内容を示してほしいとの質疑に、この寄附金は5件で18万円であります。その内容につきましては、桜の郷づくり事業、湯の郷づくり事業、地域福祉の向上事業、学校教育推進事業、地域文化振興事業、国際交流事業の6つの事業があり、寄附者が目的に応じてそれぞれの事業を指定して寄附されております。この寄附金につきましては、今後、目的に合わせて使用することになりますとの答弁がありました。 委員より、歳出、会計管理費出納事務費中、手数料25万1,703円で足利銀行への手数料と説明されたが、この手数料の詳細は。また他町において、手数料を取られない銀行へ指定金融機関を変更するということを聞いているが、今後、市においても検討する必要性があるのではとの質疑に、手数料の詳細については、庁内での支払い事務処理にかかる足利銀行への手数料であります。また、21年度より市への1行員派遣に対して、1カ月約4万円の委託料を支出しております。他町で今後変更する予定の指定金融機関では、行員派遣についての委託料はないということを伺っておりますとの答弁がありました。 質疑終結、討論なく、採決の結果、賛成全員により、議案第14号中当委員会に付託になりました事項につきましては、認定すべきものとして決定いたしました。 以上、報告を終わります。
○議長(
角田憲治君) 次に、
文教厚生常任委員長の報告を求めます。 5番、鈴木恒充君。 〔
文教厚生常任委員長 鈴木恒充君 登壇〕
◆
文教厚生常任委員長(鈴木恒充君) ご報告申し上げます。 議案第14号 平成20年度さくら市
歳入歳出決算所管分の認定について、審査の経過と結果をご報告申し上げます。 担当課長より、順次詳細なる説明を受けた後、質疑に入りました。 質疑は多岐にわたりますので、一般会計を先に報告させていただきます。 委員より、各小学校管理事務の
庁用器具費について、統合を控えて
喜連川地区の各小学校の図書購入をどうするのかとの質疑がありました。これに対し、
喜連川地区の各小学校における予算計上に加え、事務局費の教科書改訂等整備事業の
庁用器具費用で対応しますとの答弁がなされました。 委員より、
喜連川地区の小学校を統一するに当たり、各小学校が所蔵する図書をどのように整理するのかとの質疑がありました。これに対し、統合小学校については施設等のハードばかりでなく、ソフト面についても整備する必要があり、教職員の各部会で作業を進めています。図書については、各小学校で同じような図書もあり、穂積小学校と鷲宿小学校が比較的新しいので、当該2校を中心に電算システムで整理し、効率的な活用を検討している最中ですとの答弁がなされました。 委員より、総合公園造波プール改修事業に関し、平成17年度に改修、またことしも、今回も約1,150万円と改修費がかさむ一方で、プール使用の歳入は約504万円程度である。また、利用者の内訳は他市町の子供が多い状況にあると聞いている。このような現状であれば、早く取り壊し、フットサル競技場などをつくったほうがよいのではないかとの意見が出されました。これに対し、建設してから約20年が経過しているため、安全面を考慮すれば、今後とも修繕費用が見込まれます。現在、体育施設運営審議会で検討しているところですが、費用対効果を含め、プールの役割をもう少し検討させていただきたい。なお、4回実施した調査によれば、市外の利用者が約58%、市内の利用者が約42%、平日は市内利用者が多くを占めています。最も入場者が多かった日は、お盆で1,860人ですとの答弁がなされました。 委員より、子供会連合会育成事業の内容について質疑があり、組織の運営にかかる費用、例えばキャンプにかかる費用の一部、地区懇談会に充当していると認識していますとの答弁がなされました。 委員より、保育園運営審議会運営事業に関し、審議会は昨年中に何回開催したのか。また、保育園の民営化に係る話し合いは行われたのかとの質疑がありました。これに対し、通常は年1回の開催ですが、昨年は6回ほど開催し、答申書を作成した上で提出しました。児童課では、その答申に基づいてさくら市保育施設整備基本計画を作成し、過日の議員全員協議会で配付させていただきましたとの答弁がなされました。 これに関連して、同委員より、たいよう、あおぞら保育園も民営化すべきであるとの意見が出されました。これに対し、たいよう、あおぞら、わくわく保育園については、平成22年度に運営手法を検討し、その時点で判断することになっていますとの答弁がなされました。 委員より、外国人登録事務に関し、市内の外国人登録者数は330人との説明だが、増加しているのかとの質疑がありました。これに対し、在留期間によって変動もありますが、増加傾向にあります。また、平成23年度をめどに住民基本台帳法の一部改正により、外国人も住民基本台帳登録となる見込みですとの答弁がなされました。 委員より、災害被災者扶助事業に関し、災害の内訳及び金額を問う質問がありました。これに対し、対象となる災害の種類は、水害と火災で、浸水は床上のみ1万円、火災、倒壊が3万円、また借家は2万円となっていますとの答弁がなされました。 委員より、住宅用太陽光発電システム設置費補助事業に関し、今年度は何月で補助金の枠がなくなったのか。また、昨年の予算と比べて少なかったのかとの質疑がありました。これに対し、なくなったのは7月ごろです。予算額は前年度と同額ですが、国の制度と相まって希望者が想定以上となり、このような結果となってしまいましたとの答弁がなされました。さらに、同委員より、これほど人気があるのなら予算枠を増加すべきであるとの意見が出され、来年度は増額要求させていただきますとの答弁がなされました。 委員より、教職員健康診断事業に関し、教職員の健康診断にかかる個人負担を問う質疑がありました。これに対し、当該事業は基本健診のみであり、個人負担は求めていないとの答弁がなされました。この答弁に対して、同委員より、住民検診については、受診者が費用の一部を負担しているのではないかとの質疑がありました。これに対し、教職員の基本健診については、学校設置者の責務であることから、市が負担する旨の答弁がなされました。 委員より、社会教育にかかる職員人件費に関し、時間外勤務手当は330万円となっているが、なぜこのように多いのかとの質疑がありました。これに対し、生涯学習課体制にも若干問題があると思いますが、喜連川公民館の管理や休日業務が非常に多く、職員の健康上の問題からも、事業をさらに精査して取り組んでいきますとの答弁がなされました。 さらに、同委員より、一時はスポーツ振興室も時間外勤務手当が突出していたが、現在は3分の1と激減している。休日勤務も必要とされていると言っていたが、改善した例もあるとの質疑がありました。これに対し、どこが違うかということは難しいが、市民との協働で目指すため、会議等は夜間に開催しているし、その準備等もありますのでご理解いただきたい旨の答弁がなされました。 次に、さくら市国民健康保険特別会計を報告させていただきます。 質疑は、特定健康診査等事業費に関し、メタボリックの受診者数はという質疑に対し、2,883人という答弁でした。 次に、さくら市介護保険特別会計を報告させていただきます。 委員より、監査意見書で収入未済額が多額であると指摘されているが、未済額が減らすために今後どのような対応をするのかとの質疑がありました。これに対し、税務課と連携して督促や電話催告に努めますとの答弁がなされました。これに対し、同委員から、部課を横断した対応が願いたい旨の要望が出されました。 質疑終結、討論なく、採決の結果、全委員の賛成により、議案第14号 平成20年度さくら市
歳入歳出決算所管分の認定については、原案どおり認定するものと決しました。 以上、報告終わります。
○議長(
角田憲治君) 次に、
建設経済常任委員長からの報告を求めます。 19番、小野都基君。 〔
建設経済常任委員長 小野都基君 登壇〕
◆
建設経済常任委員長(小野都基君) ご報告申し上げます。 議案第14号 平成20年度さくら市
歳入歳出決算の認定の所管分の審査と経過及び結果についてご報告申し上げます。 担当課長から、順次詳細なる説明を求めた後、審査に入りました。 委員より、歳入の中で、住宅使用料の収入未済額が1,539万1,140円という多額になっているが、これに対してはどのような取り組みをしているのかとの質疑に、収入未済額については、現年度分は47名で約450万円、滞納分は39名で約1,000万円となります。滞納分の収納率については徐々によくなってきております。催促の通知を小まめに出し、昨年からは明け渡し訴訟を起こし、今年度は1件明け渡し訴訟を行いました。また、滞納者に対して毎月の納入に向けた誓約をいただき、滞納解消に努力している状況ですとの答弁がありました。 委員より、氏家駅東西線エレベーター設置事業について、工事費が当初計画と変更はないか。土地の購入費が多く、こんなに土地の購入が必要か。またこの単価は幾らかとの質疑に、工事費の若干の変更はあります。用地取得については必要最小限の面積です。駅の西側については、安全対策を講ずる上で必要なものです。土地の単価については、駅東側は平米当たり5万8,700円で、駅西側は平米当たり5万2,500円となります。 委員より、農地・水・環境保全対策事業で実施した組織の事務処理は適正に処理されているのか、負担金について、割合はどのようになっているのかとの質疑に、組織は
喜連川地区で8組織、氏家地区で2組織、合計10組織あります。この中で、1つの組織が、県より事務処理の指導があり、現在改善に向け、市も含めて指導しているところです。負担割合については、事業費の4分の1が市の負担となります。 委員より、e-townうじいえ管理事業の賃借料、業務委託料の内容はとの質疑に、賃借料は壱番館、弐番館、参番館の土地借り上げ料で、業務委託料はe-townの夜間警備、消防設備、参番館運営指導委託料ですとの答弁がありました。 委員より、消費生活センターの20年度の相談件数、相談内容の実績はどのようでしたかとの質疑に、相談件数は年間276件ありました。内容につきましては、多重債務、オンライン情報サービス関連、不当請求、架空請求などが多くなっておりますとの答弁がありました。 委員より、将来まで守り育てる栃木の里山林業整備事業、通学路や住宅地周辺の安全、安心確保のための里山林整備事業、みんなの元気な森づくり支援事業等についての今後の市の対応はとの質疑に、昨年から元気な森づくり税という県民税が導入されましたことによる新たな事業であります。重立った事業の内容としては、勝山公園の下草刈り、看板、プレートの設置、市内の小中学校5カ所の通学路の下草刈り、枝おろし、市林業振興会事業として枝打ち、間伐講習会を実施しました。作業委託については、シルバー人材センターに委託して行いました。有利な事業であり、今年度も昨年に引き続き、同様な内容で実施していきたいと考えておりますとの答弁がありました。 委員より、勤労者住宅資金貸付事業の対象者、
貸し付け条件はどのようなものかとの質疑に、対象者は市内に1年以上居住し、1年以上の勤務があり、税金が完納されていて、市内に住宅を建設する方が対象となります。
貸し付け条件は、貸付利率2.98%、融資期間25年で、限度額は1,000万円ですとの答弁がありました。 委員より、氏家都市計画事業上阿久津台地土地区画整理事業特別会計で、職員人件費については専属に職員4名が張りついているのかという質疑に、氏家町東原土地区画整理事業、上阿久津台地土地区画整理事業の担当者4名で、この事業の専属ということではありませんとの答弁がありました。 委員より、事業費の中に一般管理費は入っているのかという質疑に、資金計画上は一般管理費は含んでおりませんとの答弁がありました。 委員より、市の持ち出しが多くなっている中で、総合的に金がかからないよう1年でも早く保留地を売れる方法を考えてほしいとの質疑に、販売促進の方法を考え、一日も早く売れるよう努力していきたいとの答弁がありました。 委員より、公共下水道事業特別会計について、公共下水道事業の現状と今後の状況を教えてくださいとの質疑がありました。氏家地区、
喜連川地区を合わせた全体の計画については、993ヘクタールでトータル事業費238億円の計画です。20年度末で495.4ヘクタール、49.9%が整備済みとなっております。20年度末までの建設投資額は140億円程度です。事業開始については、氏家地区は昭和63年、
喜連川地区は平成7年で、最終目標年度は平成37年度になりますとの答弁がありました。 委員より、事業が50%終了していて、残り98億円程度で全部できるのかとの質疑に、238億円は建設投資額で、今までの下水道事業費総額は226億円支出しており、そのうち140億円程度が建設投資額となりますとの答弁がありました。 委員より、工事が完了した区域での下水道の使用率はどのくらいかとの質疑に、氏家処理区では昨年度末で約73%の人が使用し、喜連川処理区では約44%の人が使用している状況ですとの答弁がありました。 委員より、農業集落排水事業特別会計で使用料手数料が平成19年度より減っている原因と、未済額がふえている原因は何かとの質疑があり、使用料の見直しを平成19年度に行い、平成20年度から実施しました。使用料体系を公共下水道を事業体系と同じくしたため、これにより使用料の調定額が約7%から8%が下がっています。水の使用量により下水道料がかかる累進性になったため、水の使用料が減っている傾向があります。未済額がふえていることについては、アパートの居住者の多くが、督促に行ってもなかなか会えず、また引っ越しされてしまう方が多いので、未済額がふえる状況にありますとの答弁がありました。 委員より、簡易水道事業の中で、有収率を上げる工夫はどのようにしているのかとの質疑に、古い管の布設がえや漏水事故の多発する管路の布設がえを進めていますとの答弁がありました。 委員より、建設改良費の工事請負費の不用額が多い理由は何かとの質疑に、国道4号の改良工事並びに江川南部圃場整備事業との調整により、今年度予定していた工事を一部施工できなかったため、不用額が生じましたとの答弁がありました。 質疑終結、討論なく、採決の結果、賛成全員により、議案第14号中当委員会に付託となりました事項について、原案のとおり認定するべきものと決定いたしました。 以上、議案第14号の報告を終わります。
○議長(
角田憲治君) ただいまの各
委員長報告に対して質疑に入ります。 〔発言する者なし〕
○議長(
角田憲治君) 質疑はないものと認め、質疑を終結いたします。 本案について討論に入ります。ご意見の発表を願います。 まず、反対討論の発言を許します。 〔発言する者なし〕
○議長(
角田憲治君) 次に、賛成討論の発言を許します。 13番、見目茂君。
◆13番(見目茂君) 傍聴者の皆様、大変ご苦労さまでございます。 13番、見目です。 ただいま議長より発言の許可をいただきましたので、平成20年度さくら市
歳入歳出決算の認定に当たり、賛成の立場から意見を述べさせていただきます。 決算の認定につきましては、一般会計及び国民健康保険特別会計など8つの特別会計がありますが、一般会計を中心に意見を述べさせていただきます。 まずは、平成20年度の一般会計でございますが、歳入の総額が152億1,643万508円、歳出の総額が138億7,210万6,300円であり、対前年度比較において歳入で2.3%の増、歳出で0.5%の減が示されました。歳入決算額において自主財源が85億5,599万5,107円となり、歳入総額の56.2%の構成比率となり、昨年度と同様な構成比であります。 税制改正があり、平成19年度から所得税から個人住民税への税源移譲があり、自主財源は伸びております。このことは、自立した行財政運営を強化する上でも好ましいことであります。また、今後ホンダ技術研究所が本格稼働することにより、経済効果が大きく期待されているところでありますが、やはり多様な住民ニーズにこたえるためには、さくら市独自の自主財源の確保も大きな課題となってくると思われます。 歳出決算額は、前年比0.5%の減となりました。行政改革の推進により、人件費などの経常経費の削減に努めた結果ではないかと思っているところであります。 総体的に決算概要を見ますと、第1次振興計画に基づき、自立した協働のまちづくり、安心・安全なまちづくり、人をはぐくむまちづくり、豊かさと活力あるまちづくり、機能的で快適なまちづくり、緑豊かで秩序あるまちづくりを推進するために、各種施策を着実に推進したことを高く評価いたすものであります。 特に、総務費においては、市役所本庁舎耐震補強及び劣化改修事業などの安心・安全なまちづくりの推進、民生費においては上松山小学校児童館の竣工は、将来を担う子供たちへの子育て支援策として高く評価されるところであり、さらに消防費においては消防ポンプ購入、さくら市民が安心・安全に生活できるまちづくりに大きく寄与するものと思っております。教育費においては喜連川統合小学校の建設など、人をはぐくむまちづくりが推進されています。 次に、特別会計について意見を述べさせていただきます。 国民健康保険特別会計、後期高齢者医療特別会計、老人保健特別会計、介護保険特別会計の4つの特別会計は、住民福祉の向上を図る観点からきわめて重要なものであります。しかしながら、少子高齢化が進む状況下にあって、年々本市の財政は厳しさが増しております。 特に、国民健康保険特別会計においては、医療費の横ばい傾向下にあっても、保険税の収納率の停滞は深刻な問題と思われますので、収納率の向上に努め、さらなる健全な国保運営を図るよう切望いたします。 また、公共下水道事業特別会計、簡易水道事業特別会計、農業集落排水事業特別会計、氏家都市計画事業上阿久津台地土地区画整理事業特別会計の4つの事業系の特別会計についても、効率的な事業の推進と、さらなる健全財政の運営を要望いたします。特に、上阿久津台地土地区画整理事業特別会計においては、早期に事業完了を望むところであります。 平成20年度は新政さくら市がスタートし、4年目の会計年度でありました。6つの基本目標のもと、第1次振興計画に基づき、着実に各種事業を推進し、かつ安定した持続できる行政基盤の確立に向けたご努力に対し、心から敬意を表したいと思います。 本年の4月に人見市長が誕生いたしましたが、さくら市においても多くの問題や課題が山積みされています。どうか市長におかれましては、持ち前の行動力により、さくら市のかじ取りをよろしくお願いいたします。 平成21年度もはや半年が経過いたしました。さくら市の発展は、当面、第1次振興計画を確実に推進し、実行することと思います。今申し上げましたが、問題、課題が山積みの現状であります。財政健全化を主眼として、監査委員からの意見がありますように、市税等の未納解消対策については最大限努力を払われ、財源の確保をもって市民の負託にこたえるよう、なお一層のご努力をいただくことを切望いたします。 最後に、執行部の皆様に1年間のご苦労に敬意を表し、賛成討論といたします。 以上でございます。
○議長(
角田憲治君) 討論を続けます。 反対討論の発言をされる方いらっしゃいますか。 〔発言する者なし〕
○議長(
角田憲治君) 次に、賛成討論の発言を許します。 〔発言する者なし〕
○議長(
角田憲治君) 討論はないものと認め、討論を終結いたします。 これより、議案第14号を採決いたします。 本案に対する各委員長の報告は認定すべきとのことであります。本案について、委員長の報告のとおり認定することに賛成する諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
角田憲治君) 起立全員であります。 よって、議案第14号は委員長の報告のとおり認定することに決定しました。 この際、暫時休憩といたします。休憩は11時35分までの10分間といたします。 (午前11時25分)
---------------------------------------
○議長(
角田憲治君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。 (午前11時35分)
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△議案第15号に対する
建設経済常任委員長の審査結果報告・質疑・討論・採決
○議長(
角田憲治君) 日程第11、議案第15号 平成20年度さくら市
水道事業会計決算の認定についてを議題といたします。 本案について、
建設経済常任委員長から報告を求めます。 19番、小野都基君。 〔
建設経済常任委員長 小野都基君 登壇〕
◆
建設経済常任委員長(小野都基君) ご報告申し上げます。 日程第11、議案第15号 平成20年度さくら市
水道事業会計決算の審査と経過及び結果についてご報告申し上げます。 担当課長から詳細なる説明を求めた後、審査に入りました。 委員より、未収金が前年に比べて24.8%と、他の未収金に比べて特にふえているがなぜかとの質疑に、水道料金の現年度分収納率は96.1%と、前年度と比較して1%程度下がっており、景気の影響も考えられます。また、3月末に各金融機関が収納した料金が会計課に入金されるまでには数日間を要するが、企業会計には出納整理期間がないため、決算上未収金扱いになることも一因と思われますとの答弁がありました。 委員より、借り入れ利率の高い資金を低い金利の資金に借りかえることはできないのかとの質疑に、大蔵省資金運営部からの借り入れであり、政府の資金なので、法律で規制があるため、許可がないと繰上償還はできません。今回地方財政法等の改正により、平成19年度から21年度までの3カ年間、一定の条件を満たせば借換債が認められましたので、繰上償還を行いました。今後も有利な制度があれば取り組んでまいりますとの答弁がありました。 質疑終結、討論なく、採決の結果、賛成全員により、議案第15号は原案のとおり認定すべきものと決定いたしました。 以上、議案第15号の報告を終わります。
○議長(
角田憲治君) ただいまの
委員長報告に対して質疑に入ります。 〔発言する者なし〕
○議長(
角田憲治君) 質疑はないものと認め、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案については、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
角田憲治君) ご異議なしと認めます。 よって、そのように決定いたしました。 これより、議案第15号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は認定すべきとのことであります。本案について、委員長の報告のとおり認定することに賛成する諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
角田憲治君) 起立全員であります。 よって、議案第15号は委員長の報告のとおり認定することに決定をいたしました。
---------------------------------------
△議案第16号に対する
総務常任委員長の審査結果報告・質疑・討論・採決
○議長(
角田憲治君) 日程第12、議案第16号 市有財産の取得についてを議題といたします。 本案について、
総務常任委員長から報告を求めます。 8番、大橋悦男君。 〔
総務常任委員長 大橋悦男君 登壇〕
◆
総務常任委員長(大橋悦男君) それでは、ご報告申し上げます。 議案第16号 市有財産の取得についての審査の経過と結果につき、ご報告申し上げます。 担当課長から順次詳細なる説明を求めた後、質疑に入りました。 質疑の要旨につきましては、次のとおりであります。 委員から、本件の入札は指名競争入札という説明があったが、指名業者は何社なのか示してほしいとの質疑に、6社でありますとの答弁がありました。 さらに、同委員から、応札者に対する入札結果はどういう方法でお知らせをしているのかとの質疑に、指名競争入札は入札日に応札者全員の前で決定いたします。一般競争入札の結果につきましては、さくら市ホームページにて公表し、お知らせしていますとの答弁がありました。 委員より、今回消防ポンプ自動車3台の購入は、東京都内の業者からの購入であるが、購入後のメンテナンスの対応に問題はないのかとの質疑に、過去にも同会社から購入実績があり、メンテナンスには何ら問題はありませんとの答弁がありました。 質疑終結、討論なく、採決の結果、賛成全員により、議案第16号は原案のとおり可決すべきものとして決定いたしました。 以上、報告を終わります。
○議長(
角田憲治君) ただいまの
委員長報告に対して質疑に入ります。 〔発言する者なし〕
○議長(
角田憲治君) 質疑はないものと認め、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案については、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
角田憲治君) ご異議なしと認めます。 よって、そのように決定いたしました。 これより、議案第16号を採決いたします。 本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について、委員長の報告のとおり決することに賛成する諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
角田憲治君) 起立全員であります。 よって、議案第16号は委員長の報告のとおり可決されました。
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△請願第1号に対する
文教厚生常任委員長の審査結果報告・質疑・討論・採決
○議長(
角田憲治君) 日程第13、請願第1号
喜連川運動場の
人工芝サッカー場再整備(
ナイター照明付き)に関する請願書を議題といたします。
文教厚生常任委員長から報告を求めます。 5番、鈴木恒充君。 〔
文教厚生常任委員長 鈴木恒充君 登壇〕
◆
文教厚生常任委員長(鈴木恒充君) ご報告申し上げます。 請願第1号
喜連川運動場の
人工芝サッカー場再整備(
ナイター照明付き)に関する請願について、審査の経過と結果をご報告申し上げます。 当該陳情は継続審査となっていたことから、4月14日に鹿沼市の
人工芝サッカー場を視察し、同月28日に視察研修を受けて、
常任委員会を開催したところです。 それらの状況を踏まえ、各委員に対して採択、不採択を、またその理由を求めました。 採択するという主な意見は、無理な部分もあろうが、一歩でも前へ進まないと陳情者の思いが伝わらない。人工芝のサッカー場をつくってもらいたいことが大事で、すぐ温泉に入れる当該地がいい、多くの市民が願っているところであるとの理由でした。 不採択をする主な理由は、
人工芝サッカー場をつくることに反対ではなく、当該地の狭隘さから駐車場やクラブハウス用地が確保できないこと。フットサルコートも独立してつくれる状況にないこと。駐車場も確保できない中で、観光や商業に寄与することは考えられないこと。財政状況の改善を待って、要望の強い陸上競技場とあわせて、さくらロード周辺に建設すべきものであるとの理由でした。 その結果、
人工芝サッカー場建設の是非ではなく、適切な場所でないことから不採択とする委員が多数を占め、委員会は不採択とするべきものと決しました。 以上、報告終わります。
○議長(
角田憲治君) ただいまの
委員長報告に対して質疑に入ります。 〔発言する者なし〕
○議長(
角田憲治君) 質疑はないものと認め、質疑を終結いたします。 本請願について討論に入ります。ご意見の発表を願います。 まず、反対討論の発言を許します。 〔発言する者なし〕
○議長(
角田憲治君) 次に、賛成討論の発言を許します。 〔発言する者なし〕
○議長(
角田憲治君) 討論はないものと認め、討論を終結いたします。 これより、請願第1号を採決いたします。 請願第1号に対する委員長の報告は不採択であります。請願第1号について、委員長の報告のとおり決することに賛成する諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(
角田憲治君) 起立多数であります。 よって、請願第1号は委員長の報告のとおり不採択することに決定をいたしました。
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△陳情第11号に対する
文教厚生常任委員長の審査結果報告・質疑・討論・採決
○議長(
角田憲治君) 日程第14、陳情第11号
塩谷広域行政組合次期ごみ処理施設のさくら市
上河戸地区への建設反対に関する陳情を議題といたします。
文教厚生常任委員長から報告を求めます。 5番、鈴木恒充君。 〔
文教厚生常任委員長 鈴木恒充君 登壇〕
◆
文教厚生常任委員長(鈴木恒充君) ご報告申し上げます。 陳情第11号
塩谷広域行政組合次期ごみ処理施設のさくら市
上河戸地区への建設反対に関する陳情について、塩谷広域行政組合における次期環境施設候補地の現状を確認するため、次期環境施設推進に係る広域議会特別委員会のさくら市代表委員を招致し、候補地選定の経緯等を説明いただきました。 説明の主な内容は、塩谷広域議会の仕組み並びに現在までの経緯等であります。 塩谷広域議会は、該当施設に係る環境整備特別委員会を組織しているとともに、急遽の議案案件が出た場合や管理者から急な報告をする場合に備えて、各市町における広域議員の代表委員1名と、正副管理者で話し合いが行われています。 その経過については、随時全員協議会で報告してきたつもりです。 配付された地図では、河戸小学校の付近ということでありますが、この場所を候補地とし、事務局が入って説明したり、あるいは地元の意向を聞いたりしています。 さきの高根沢における処理施設の候補地が場所が適当でないという判断が下されたことにより、新たな候補地を探すことになりました。そのときに、各市町から候補地を挙げるということであったと思いますが、その点は皆さんもご承知のことと思います。その結果、さくら市からは4カ所が推薦され、最終的に塩谷広域行政組合の審議会等で現地調査を実施したという報告を受けております。 その結果、当該地が最有力ということで、広域の事務局から地元に説明があったと思います。これにより、下河戸行政区においては100戸のうち79戸から建設反対の署名があり、3月22日には反対同盟が結成され、役員も決めたということであります。3月24日の上河戸及び下河戸北行政区の合同住民説明会は、223戸のうち85名が出席して開催されたが、反対意見等が挙がったという報告がなされております。また、5月23日、地区役員と広域の事務局で話し合いをしておりますが、そのときも幾つか反対の趣旨が述べられているようです。その後は代表者会議も開催されておりませんので、ここまでの報告を受けている現状であります。これからは、正副管理者の立場として動くと思いますので、私のほうはいまだ了知していないという状況でありますとの説明を受けた後、質疑及び意見に入りました。 委員より、この問題については、平成24年11月30日までに現在の場所から移転するという協定書ができております。多分、松島、早乙女、小入の皆様も、いつ候補地が決まるのかと大変期待をしているところであります。いずれにしても、地元から反対が出ているということであれば、住民の意見を聞かなくてはならないと、私はそう思っているんです。先ほど配付されたニュースレターには、候補地の諸条件の7番目として、地元住民の了解が得られる見込みがあることと記述されており、反対陳情が起きるような場所に候補地が決まるというのは、私はいかがなものかと思っておりますとの意見が出されました。 委員より、今回の陳情に対して、私は地元議員として広域全体を見ても、広域施設の建設の公平性から見て、白紙になったから再びさくら市の喜連川につくるというのは、これは承知できない。そして理由は、候補地の諸条件で7番目の地元住民の理解を得られるということは、幾ら地権者から理解と協力を得られて求められたとしても、それ以前に7番目の問題が重要なんですよという意見が出されました。 委員より、私はこの陳情に対しては継続審査と考えています。この問題は、高根沢町で出した最後の候補地が、広域行政組合が適してないということから判断しました。2市2町から候補地を推薦できれば挙げてくるということで、話が進んだと思っております。その中で、恐らく地元の地権者が、私たちのほうにこのような土地があるということで広域に提出し、テーブルに乗ったものと思われます。地権者は協力するとして提出したが、それが広がって、地元の人たちから反対運動が起こりました。そうした中であっても、ごみ処理施設はなくてはならない施設だと思っております。さくら市につくることは絶対反対というと、塩谷広域行政組合ではさまざまな問題が起きてくるのではないかと思っております。さくら市で反対すると、ほかの地域においても、さくら市で反対したのだからうちのほうでも反対だとか、そのような懸念があります。また、当該施設が反対なくしてはならない施設であるため、地元住民から反対が出たからといって、その陳情を採択するには時期的にいろいろな条件が見えてこないわけですから、地元の反対により、議論がそれをすぐ採択すると、やはり広域行政組合においては市長が副管理者であることから、ちょっと立場つらくなるのではないかとの感じは受けます。そんなこともかんがみながら、私としては、継続審査が妥当ではないかと思います。 委員より、だれが説明会に行ったのか。また、状況を説明願いたいとの要望が出されました。これに対し、
市民福祉部長は、3月24日に開催された説明会の概要については公表されておりますのでご説明させていただきます。同日の19時から20時45分、場所は河戸小学校体育館、出席者は
上河戸地区、下河戸地区の住民の85名、行政側から出席した者は、塩谷広域行政組合から6名、矢板市、さくら市、高根沢町から各2名、塩谷町から1名により開催されました。会議の目的は、塩谷広域行政組合の正副管理者会議において、2市2町から推薦方式から推薦された7カ所から候補地として選定された河戸小学校西側の地区において、地元住民の意見等の情報収集を行うための説明会であると私は聞いております。説明会の状況ですが、まず広域事務組合の事務局長あいさつ、次長の次期環境施設整備の経過及び現状説明、副主幹の施設概要の説明と、順次行いました。 次長の経過及び現状説明については、最後まで説明できましたが、事務局長と副主幹の施設概要については、途中で中断しております。この後、地区住民からさくら市に対して当該地はホンダ関連の整備地区として指定された地区なのに、ごみ焼却場になるのはおかしいのではないかというものでした。この質問に対して、この地区はホンダということで整備されているが、さくら市の土地利用調整基本計画では、工業誘致ゾーンになっている。ごみ処理施設は焼却工場、破砕工場、選別工場という言葉で表現され、土地利用計画上の整合性は図られていると説明したところです。しかし、この後の説明は、途中で言葉を遮られて中断しているとの説明でした。 委員より、今の話を聞きますと、地元住民は副管理者の使者で来たという意識を持っているということですかとの質疑がありました。これに対し、当然ながら各市町の職員が行ったということで、本来私どもが聞いていた内容の説明とは違っていました。つまり、地元住民の皆様は、さくら市の代表として出席したと理解しているとの答弁がなされました。 委員より、さくら市都市計画マスタープランを作成していますが、その中で、当該地は周囲の環境と調和の配慮をした良好な工場の創業地域の形成、既存の地形や緑を生かした工業用地の形成に努めると記述されています。また、文章の中でホンダ関連、百目貫地区まで含めて、ホンダ関連の用地であるとうたってきた。だからこの陳情の中で、整合性を強く訴えているのは本当なんですとの意見が出されました。 委員より、このような説明を1年くらい前から聞いて、スケジュール的にぎりぎりだめになるころになって、高根沢が白紙になったことにまず驚きました。その辺からおかしな話になっているんだと思います。あの当時、白紙に戻したというのは、管理者が次の候補地を腹案として持っているのかといううわさまで出たと思いますが、現実はそうではなかった。本当に白紙だったという事実を踏まえて、現在の状況ということなので、ニュースレターの7番目にある地元住民の了解が得られれば、ごみ処理施設が容易になると思われることから、地元住民の了解が得られる見込みがあることは、7番目ではなく1番目だと思います。ですから、今回の陳情で地元住民585人の皆様が反対と言っているのですから、私はさくら市市議会議員の一人として採択にすべきであるとの意見が出されました。 質疑及び意見終結、採決の結果、賛成多数により、本委員会に付託となりました陳情第11号
塩谷広域行政組合次期ごみ処理施設のさくら市
上河戸地区への建設反対に関する陳情については、採択すべきものと決しました。 以上、
文教厚生常任委員会の審査に係る経過と結果の報告を終わらせていただきます。
○議長(
角田憲治君) ただいまの
委員長報告に対して質疑に入ります。 23番、櫻井伸彰君。
◆23番(櫻井伸彰君) 市民の目線で、また市民の立場でごみ処分場建設反対の陳情ですね。 採択することは、さくら市議会議員としては、一面では成り行きだとか、またやむを得ないというふうに、ある部分で私も理解はいたします。私自身も、
上河戸地区にあの建設を推進をする立場で議論するわけではありませんし、またあの委員会採択を踏まえて、これからどうするのか、どうしていくのか、あの質疑をしたいと思います。 2市2町で構成する塩谷広域行政の中で、さくら市の立場、副管理者としての市長の発言が、あの継続審査と、またあの委員会採択では、非常に違ってくるのかなというふうに私自身も思います。そうしたことを、あの採択に当たって配慮をしたのか。またあの延長として、これらの違いがこれから出てくるのか、変わらないのか、お尋ねをしたいと思います。
○議長(
角田憲治君) 鈴木恒充君。
◆
文教厚生常任委員長(鈴木恒充君) そういう議論、質疑は出ませんでした。
○議長(
角田憲治君) 23番、櫻井伸彰君。
◆23番(櫻井伸彰君) そういうことまでやはりきちんと質疑をして、それで採択というか、採決をしてほしかったというふうに私自身は思います。いいとか悪いとかじゃないですよ。やっぱりこれからの流れということで、じゃ、平成24年11月30日までにですか、あの松島から移転しなければならない。どこかにつくらなければいけないわけですよね。そういうふうな現実の中で1つの道が閉ざされたのかな。じゃ、これからどうするのかとかも、当然反対するからには、反対というかそういう道を選んだからには、やはり提案なりまた代替案なり、何かそういった面についての話はされましたかどうか、お聞きします。
○議長(
角田憲治君) 5番、鈴木恒充君。
◆
文教厚生常任委員長(鈴木恒充君) 報告書のとおりであります。
○議長(
角田憲治君) 既に2回の質問に及んでおります。会議規則第55条のただし書きにより、特に最後の3番目の質問をお許しいたします。
◆23番(櫻井伸彰君) 先ほどただ聞いただけですから、詳しく内容を私、把握していませんけれども、きちんとした審議がされてなかったら、要するに地元から反対が出たからというふうな、地元の意向はこれ当然受けなくちゃなりませんし、あの地元住民の合意形成があって初めてつくられることですから、やはりそれが一番大事だということは私自身もこれ一番確認してわかっていますし、またそれを一番大事にしなくちゃならないということは、私自身が思っています。ただ、さくら市松島でね、あの現施設があるから次の施設を他市町にというふうなそうした陳情文に、用紙にありました。でも、それはもちろんわかりますけれども、ただあの高根沢町から断念したときに、あの現施設から2キロ圏離れたところ、それでおおよそ10キロ圏内というふうなことでの建設用地ということを、議会と正副管理者の会議で決めましたけれども、そうした要するに先ほどの要旨の中には、もともと施設があったんだから、もうさくら市にはつくらないということで、反対というふうなことになってますけれども、そうしたら、一番新たなその協議、それを踏まえて委員会として採択をしたのかどうかお尋ねをします。
○議長(
角田憲治君) 5番、鈴木恒充君。
◆
文教厚生常任委員長(鈴木恒充君) これ、委員長にあれですか、委員長に聞いているんですか、委員会ですか。 〔発言する者あり〕
◆
文教厚生常任委員長(鈴木恒充君) 委員会においては、各委員会委員各位の意見を集約した報告でありますので、それでご理解いただきたいと思います。
○議長(
角田憲治君) そのほか質問お受けいたします。 18番、黒尾和栄君。
◆18番(黒尾和栄君) 18番、黒尾です。 委員長さんにお伺いしたいんですけれども、あの9月4日の委員会ということで、委員会のね、答えが建設反対と、まあ一方では、9月5日に広域の管理者の皆さんが反対者の皆さんと協議に入ると、そういう状況にあったこと、その協議に入る前に、委員会として建設反対の採択をしたこと、これはちょっと私は短絡的、急ぎ過ぎであったというふうに考えております。まあそのような観点からですね、ちょっと櫻井議員の質問のほかに、同じ質問もあったんですけれども、あの建設に反対する理由とか採択をする理由はわかりました。そのほかに、その建設地となるメリット、デメリット、これ両方の議論も私はすべきだというふうに思うんですね。その辺の議論をまずされたかということ。 それと、もう一つは、先ほど代案のお話がありましたけれども、委員会としてね、その代案を私は検討すべきではないんだろうかと。代案がなければですね、反対者があれば、またその候補地をまた反対、多分どこの候補地に行っても、反対の全然ないところは私は一切ないというふうに思います。したがって、その議論の中から、地域の皆さんの反対の意見を何とか賛成の意見に回ってもらえるような、そういう環境をつくることのほうが私は大切ではないかとずっと思っているんですが、その辺のところの審議はどのようにされたか、ぜひお話しいただきたいと思います。
○議長(
角田憲治君) 5番、鈴木恒充君。
◆
文教厚生常任委員長(鈴木恒充君) 黒尾議員のですねに、今お答えしたいと思います。 あの代替という話は、当委員会においては、そういう議論も質疑も出ませんでした。 〔「あとメリット、デメリットのことでという話も、質問もありましたけれども」と言う者あり〕
◆
文教厚生常任委員長(鈴木恒充君) それも委員長個人の意見は言えないんですが、それは、そういうのも出ませんでした。議論とか質疑がありませんでした。
○議長(
角田憲治君) よろしいですか。 そのほかいかがでしょうか。 〔発言する者なし〕
○議長(
角田憲治君) 質疑は終わったものと認め、質疑を終結いたします。 本陳情に対して討論に入ります。ご意見の発言を願います。 まず、反対討論の発言を許します。 18番、黒尾和栄君。 〔18番 黒尾和栄君 登壇〕
◆18番(黒尾和栄君) 陳情の採択に反対をする立場で意見を言わせていただきます。 議員の皆さん、さくら市のごみ、これからどうすればいいんでしょうか。議員の皆さん、これからつくられる環境施設は本当に公害があると考えておられるのでしょうか。人見市長を初めとして私たち議員は、必ず建設地を見つけて、できるだけ早く環境施設が建設できるよう協力することが責務であり、その置かれている立場であると私は考えております。皆さんもそのような考え方を持っていただきたいのであります。 したがって、つくる、どこかに見つけなくちゃならないと、そういう考え方で今後の動向を持っていかなくてはならないと思います。まあ、候補地をいち早く決定することが、反対される地域の方々や小入、松島、早乙女の皆さんの安心につながることではないでしょうか。私は
上河戸地区につくれとは言っていません。有力な候補地なので、十分な検討は絶対にすべきと言わせていただきたいのであります。私の地元に約10ヘクタールの土地を候補地として申請をしています。有力な候補地に選んでいただけないのであります。私は、非常に残念でたまりません。できれば皆様の協力をお願いしたいと思っています。 環境施設の建設については、高根沢の候補地に対し、私は強く反対をしてきました。この環境施設は、約80億円、100億円かかるとも言われております。建設費用はいずれにいたしましても、その後の運営費用、いわゆるランニングコスト、維持費が最も安くできる場所が、私は最も適切であると考えています。市民の皆様の負担が軽くなる、安くなるところ、すなわちできるだけ塩谷郡の中心地に近いところ、そして住民の皆様の理解が得られるところであります。 私は、最適地は氏家のスーパーイオンセンターの近くが適切であると、議会で発言もしてきました。ごみの多く出るところ、すなわち町の中でもよいと思っています。しかし、何もしなくともこれから発展し、元気の出るような地区への建設ではなく、残念ながらだんだん人が減り、寂れてしまう地区もあります。このような地区に環境施設をつくり、活性化につなげる、私はこのような考え方なので、積極的に誘致をしたいのであります。近くでは、宇都宮市茂原にある環境施設が、地区の活性化に大いに貢献しております。 議員の皆さん、河戸地区に絶対つくらせないではなくて、もっと広い気持ちで、本当にその地域にとって迷惑施設となるのか、活性化する施設となるか、地域の皆さんと向き合って調査研究し、その後の判断でもよいのではないでしょうか。きょうの反対陳情の採決に、私は絶対反対です。上河戸は有力な候補地となっていますが、他の候補地の検討も含め、どこにつくらせていただけるか、可能性を残していただきたいのであります。私の地元の候補地、そしてその他の候補地、
上河戸地区も含めて調査研究できる時間をいただきたいのであります。 さくら市議会での議論も不十分であり、広域の議会でも決定に対しては何の意見も言わせていただいておりません。つまり、管理者より
上河戸地区が有力候補地としたとの報告のみでした。 きょうの採択に反対する理由を挙げ、反対討論といたします。 まず、議会での議論は不十分であり、適地、不適地との決定は
文教厚生常任委員会のみでなく、本会議で議論を重ねた中で、さくら市の方針を決定すべきと考えます。 2つ目に、反対陳情者の皆様の声も非常に重いと考えますが、賛成者の声も聞き、検討する必要がある。さらには、地域間での話し合いも進めていく必要があると思います。 3つ目に、我々は必ず建設地を見つけなければならない立場、代案の検討も考慮すると、本日の採択については時期尚早であると私は考えます。 4つ目に、広域組合の管理者との十分な意見交換がなされていない。さらには、管理者と賛成者は一度も向き合っていない。 以上のような理由で、反対陳情の採択には絶対反対するものであります。再度お願いいたします。建設される環境施設が下河戸地区、そして南和田地区にとって、本当に迷惑施設であるか。活性化施設となるのか。いや活性化施設にしていけるチャンスをいただいたとの考え方にはなれないでしょうか。 よく研究し、熟慮してから判断をしていただけるよう心からお願いいたしまして、反対討論といたします。
○議長(
角田憲治君) 次に、賛成討論の発言を許します。 7番、滝政夫君。 〔7番 滝 政夫君 登壇〕
◆7番(滝政夫君) ただいま議長から賛成討論の許可を得ましたので、突然ではありますが、私の賛成の考え方、そして議員諸侯にも、この重大な河戸地建設に当たって、地元住民の皆さんの熱い思い、これに同調し、建設反対に賛成の意を求めていくものであります。 私は、
文教厚生常任委員会のメンバーの一人でもありますし、委員長が申し上げましたように、十分議論は尽くしました。今櫻井議員からも、広域の議員として理路整然と正論を申し上げられました。建設が閉ざされる平成24年11月30日までのタイムリミットの中で、そのような心配されることを言われました。 2つ目に、我々委員会で次なる候補地の提案をしたのか。する必要性があったのかどうか、次なる候補地を、です。そういった話をされました。今最も大切なのは、ニュースレターにもありますように、もう1年前に何度も言われますように、地元住民の了解が得られる見込み、これを7番目に記載されておりますが、この候補地の諸条件は、高根沢が度重なる候補地を選定して、住民の反対が強かったために白紙になった。こういう状況からそれぞれ候補地を出したわけでありますが、なぜ住民の了解が得られない、今回の次期処理施設、上河戸の建設にさくら市が、もう既に30有余年、松島、小入、早乙女その他の近隣地域においても、偉大なる精神的、物理的障害の中で生活したという実態は、議員諸侯も深く理解しているところだと思います。ましてや、平成13年7月RDF問題で道路封鎖まであったと、強い住民の姿も見ているわけであります。私は、その長年の深い苦痛の中で、反対住民とともに闘ってまいりましたが、そういう背景から考えますと、さくら市は広域行政に多大なる協力そして貢献をしてきた。今タイムリミットがない。建設が閉ざされる。今ここでさくら市議会が優柔不断な意思決定をしたならば、なお建設のタイムリミットに間に合わない状況であります。 ですから、今こそ私は決定すべきである。建設反対に賛成をしていただきたい。そして、次なる候補地の問題ですが、櫻井議員から我々委員会に言われました。しかし、これは我々議会がですね、委員会が次なる候補地を議論必要性はない。我々はチェック機関でありますから、そのようなことを一方に気持ちの中においてもですね、果たして住民の理解を得られるのかどうか。黒尾議員は10ヘクタールの土地がある。ぜひですね、地元住民の皆さんに、理解と協力をもって、これをどうしていただければ、私はそれはそれでさらなる広域行政の貢献度は高まると思いますんで、ぜひそれはやっていただきたいというふうに思ってます。 最後に申し上げますが、今回の建設においては、私はさくら市にとっては偉大なる損失である。なぜならば、土地利用調査計画の基本計画の中に、あそこは、あの場所はですね、ホンダ技研、研究所が既に建設されておりまして、関係企業の誘致を図って、これは将来にわたるさくら市の財政運営の大きなアドバンテージになるっていうことでございます。そしてなおかつ、あの地域においては小学校の跡地利用についても、地域の福祉、文化、健康施設として非常に次なる地域活性化のために、大いに役立つところでありますし、また閑静な農業振興地域、春菊やあるいはニラ、イチゴ等、ちょっと北のほうに行けばリンゴ等も盛んに栽培されている優良な農地でありますんで、ごみ処理場の建設については地域住民にとっても松島や小入地区同様、精神的障害を十分に心配されるところでありますから、今私は正副管理者の一員である人見市長にも、ぜひ広域行政の中で、さくら市議会が決定した建設反対の賛成の意思を伝えながら、新たなる工事の選定に全力を尽くし、施設の公平性も含めながら、タイムリミットに間に合うようにぜひともお願いを申し上げ、議員諸侯の賛成をぜひともお願い申し上げまして、私の賛成討論といたします。
○議長(
角田憲治君) 討論を続けます。 反対討論の発言を許します。 〔発言する者なし〕
○議長(
角田憲治君) 次に、賛成討論の発言を許します。 討論は終わったものと認め、討論を終結いたします。 これより、陳情第11号を採決いたします。 採決に当たり、議員の皆様にお願い申し上げます。 きょうはマスコミの新聞社が入って撮影の申し出がありまして、急に許しております。よって、私が着席と言うまで、起立された方についてはそのままでいただきたいと思います。 では、これより陳情第11号を採決いたします。 陳情第11号に対する委員長の報告は採択であります。陳情第11号について、委員長の報告のとおり決することに賛成する諸君の起立を求めます。 〔起立多数〕
○議長(
角田憲治君) 起立多数であります。 よって、陳情第11号は委員長の報告のとおり採択することに決定いたしました。
---------------------------------------
△
議会運営委員会の閉会中の継続調査について
○議長(
角田憲治君) 日程第15、
議会運営委員会の閉会中の継続調査の件を議題といたします。 議会運営委員長から、会議規則第102条の規定によって、お手元に配付したとおり閉会中の継続調査の申し出がありました。 お諮りいたします。 委員長の申出書のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
角田憲治君) ご異議なしと認めます。 よって、委員長からの申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに決定をいたしました。
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△
議会広報特別委員会の閉会中の継続調査について
○議長(
角田憲治君) 日程第16、
議会広報特別委員会の閉会中の継続調査の件を議題といたします。 議会広報特別委員長から会議規則第102条の規定によって、お手元に配付したとおり閉会中の継続調査の申し出がありました。 お諮りいたします。 委員長の申出書のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
角田憲治君) ご異議なしと認めます。 委員長からの申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。
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△
議会改革検討特別委員会の閉会中の継続調査について
○議長(
角田憲治君) 日程第17、
議会改革検討特別委員会の閉会中の継続調査の件を議題といたします。 議会改革検討特別委員長から会議規則第102条の規定によって、お手元に配付いたしましたとおり閉会中の継続調査の申し出があります。 お諮りいたします。 委員長の申出書のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
角田憲治君) ご異議なしと認めます。 よって、委員長からの申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。
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△日程の追加
○議長(
角田憲治君) お諮りいたします。 各
常任委員会合同
県外行政視察研修について及び議会
広報特別委員会県外視察研修についてを日程に追加し、追加日程第1、各
常任委員会合同
県外行政視察研修について、追加日程第2、議会
広報特別委員会県外視察研修についてとして議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
角田憲治君) ご異議なしと認めます。 各
常任委員会合同
県外行政視察研修について及び議会
広報特別委員会県外視察研修についてを日程に追加し、追加日程第1、各
常任委員会合同
県外行政視察研修について、追加日程第2、議会
広報特別委員会県外視察研修についてとして議題とすることに決定をいたしました。
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△
市議会常任委員会合同
県外行政視察研修について
○議長(
角田憲治君) 追加日程第1、各
常任委員会合同
県外行政視察研修についてを議題といたします。 お諮りいたします。 平成21年10月29日から10月30日までの予定で群馬県伊勢崎市及び同じく利根郡川場村の行政視察を実施いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
角田憲治君) ご異議なしと認めます。 よって、各
常任委員会合同
県外行政視察研修を実施することに決定いたしました。
---------------------------------------
△
広報特別委員会県外視察研修について
○議長(
角田憲治君) 追加日程第2、議会
広報特別委員会県外視察研修についてを議題といたします。 お諮りいたします。 平成21年10月16日の予定で福島県双葉郡広野町の視察を実施いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
角田憲治君) ご異議なしと認めます。 よって、議会
広報特別委員会県外視察研修を実施することに決定いたしました。
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△日程の追加
○議長(
角田憲治君) お諮りいたします。
大貫郁太郎君外5名から、
日米FTA断固阻止に関する意見書案が提出されました。これを日程に追加し、追加日程第3、
追加議員案第2号
日米FTA断固阻止に関する意見書案として直ちに議題とすることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
角田憲治君) ご異議なしと認めます。 よって、追加日程第3、
追加議員案第2号
日米FTA断固阻止に関する意見書案を議題とすることに決定いたしました。
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△
追加議員案第2号に対する趣旨説明・質疑・討論・採決
○議長(
角田憲治君) 追加日程第3、
追加議員案第2号
日米FTA断固阻止に関する意見書案を議題といたします。 提案者から趣旨説明を求めます。 9番、
大貫郁太郎君。 〔9番
大貫郁太郎君 登壇〕
◆9番(
大貫郁太郎君) それでは、意見書を朗読いたします。
日米FTA断固阻止に関する意見書(案)。 日米FTA交渉が開始された場合、対日輸出全体の約30%を農林水産物が占めているアメリカが、競争力のある農林水産物の協定の対象外とすることはあり得ず、必ず農林水産物の大幅な関税引き上げを求めてきます。このようなアメリカの要求を受け入れて、日米FTAを締結するような事態になれば、大量の農林水産物がわが国の市場になだれ込んでくることとなり、わが国の農林水産業に甚大な被害を及ぼすだけでなく、食料自給率の向上や食の安全・安心を望む国民を裏切るものであり、断じて認めることはできません。 また、現在交渉中の豪州をはじめ、中国などのアジア・太平洋諸国にこの影響が波及していくことは必至であります。 よって、日米FTAの締結促進は、われわれの生活から、国産の「食」を失わせるだけでなく、国土保全をはじめとする農林水産業が果たしている多面的機能の喪失につながるものであります。そして、わが国の「食」と「農林漁業」を支える人々の暮らし、ひいては地域経済にも、壊滅的な打撃を与えることになります。 つきましては、日米FTA交渉が断固阻止されるよう要望します。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。 平成21年9月14日、さくら市議会議長名。 内閣総理大臣、農林水産大臣、経済産業大臣、外務大臣、衆議院議長、参議院議長様。 以上でございます。
○議長(
角田憲治君) 本案について質疑に入ります。 〔発言する者なし〕
○議長(
角田憲治君) 本案について質疑はないものと認めます。 よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 本案については、
常任委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○議長(
角田憲治君) ご異議なしと認めます。 よって、そのように決定をいたしました。 本案について討論に入ります。ご意見の発表を願います。 まず、反対討論の発言を許します。 〔発言する者なし〕
○議長(
角田憲治君) 次に、賛成討論の発言を許します。 〔発言する者なし〕
○議長(
角田憲治君) 討論はないものと認め、討論を終結いたします。 これより
追加議員案第2号を採決いたします。 10番、磯憲明君。
◆10番(磯憲明君) 採決に入る前に、この意見書の朗読で、大貫議員が上から3行目ですね、大幅な関税引き上げを求めてきますと言われたんですが、引き下げじゃないでしょうか。どうでしょうか。 〔発言する者あり〕
○議長(
角田憲治君) お手元に配付したどおりでいいんでしょう。 〔発言する者あり〕
○議長(
角田憲治君) そういうことですね。 では、そのように取りはからいます。 では、これより
追加議員案第2号を採決いたします。 本案について、原案のとおり賛成する諸君の起立を求めます。 〔起立全員〕
○議長(
角田憲治君) 起立全員であります。 よって、
追加議員案第2号は原案のとおり可決されました。
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△閉会の宣告
○議長(
角田憲治君) 以上で、本定例会の議事は全部終了いたしました。 これをもって平成21年第3回さくら市議会定例会を閉会いたします。 (午後零時39分) 署名議員地方自治法第123条第2項の規定により署名する。 議長
角田憲治 署名議員 石岡祐二 署名議員 渋井康男...